失敗しない「求人広告の作り方」から「面接・採用」の方法 理念を軸に据えた人を活かす経営について 兵庫県の社労士 中井智博
こんにちは。
人材の育成と採用は密接に関連しています。
採用した方を育成しなければならないのは当然ですし、
また、人材育成ができなければ定着に繋がらず、絶えず求人するという事態に陥ります。
採用をするということは、育成をするということになります。
人を活かす経営をすることが、事業の安定、発展につながるということは経営者の方では、誰でも知っていますが、実行するのは難しいところものでもあります。
ここである飲食店の事例を紹介します。
この飲食店では、ある日、社長が店に出たら従業員が誰も出勤してこなかったそうです。
全従業員が一度に辞めてしまい、経営が一気に苦しくなりました。
そこで、社長は、自身の経営の在り方を見直したとのことです。
これまで、
従業員を駒、道具という感覚で接しており、自分が雇用しているのだから指示に従うのは当然だと考えていたそうです。
しかし、事態がここに至り、「経営とは人を活かすこと」と定義し、規模の拡大を目指すのではなく、従業員の生きがい、働き甲斐を作ることを第一の目的とした経営に転換されたのです。
企業の理念を「親切」とし、社長がすべてを指示するのではなく、この理念に沿った店の運営は各店の店長に任せることとしました。
その結果として、店舗運営が成功し、現在では「やりがいと成果を生み出す仕組み」が生み出されているとのことです。
理念を軸に据えた、人を活かす経営で成功を掴まれているひとつの事例といえるでしょう。
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