失敗しない「求人広告の作り方」から「面接・採用」の方法 会社の安全配慮義務について 兵庫県の社労士 中井智博
こんにちは。
以前、会社には安全配慮義務があると書きました。
会社には従業員が安全・健康に働くことができるよう配慮する義務があります。
この義務を果たさないと、安全配慮義務違反となってしまいます。
つまり、職場における従業員の安全と健康は、
従業員の自己責任ではなく、会社側がその義務を負うということになります。
労働契約法第5条には、
「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」
と定めています。
さらに厚生労働省の通達により、
この条文の「生命、身体等の安全」には心の健康、精神的な健康も含まれることとされています。
企業には厳しい義務が課せられています。
例えば、セクハラやパワハラについても、
こうした側面から放置できない事態といえます。
セクハラやパワハラは、個人の問題としてではなく、
会社全体の問題として考える必要があるでしょう。
セクハラやパワハラといったようなことが起こる風土がないか。
きちんとした理念が設定され、それが末端まで浸透しているか、
きちんと見直し、対策を講じる必要があるでしょう。
安全配慮義務をきちんと果たせる風土づくりも、
従業員の定着や採用に大切なことと言えます。
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