失敗しない「求人広告の作り方」から「面接・採用」の方法 働きたいと思ってもらえる会社への第一歩として。 兵庫県の社労士 中井智博
こんにちは。
従業員の採用、定着のためには「働きたいと思ってもらえる会社」になることが大切だと書きましたが、
では、何をするか、ということになりますよね。
こう言いますと、
「給与を上げなきゃ」
「賞与はやっぱりあった方がいいよね」
といった話題になります。
給与、賞与はもちろん大切なんですが、
ここで一度立ち止まってひとつひとつ順番に考えます。
まず、ブラック企業になってませんか?
ブラック企業で働きたいと思う人なんていないですよね。
では、ブラック企業ってどんな会社でしょうか。
定義はあいまいですが、
- 会社のコンプライアンス意識が低い
- 長時間労働が常態化している
- ハラスメントが常態化している
こうした企業がブラック企業だと言われています。
ブラック企業か否かは、定義が曖昧であり、労働者の受け方によっても変わってきますので、一概にブラック企業だ言い切れる例は多くはありません。
しかし、会社の「コンプライアンス」という点は明確です。
たとえば、「法定三帳簿」って聞いたことありますか?
労働基準法では、労働者を雇用する企業に対し、以下の書類の整備を義務付けています。
- 労働者名簿
- 賃金台帳
- 出勤簿等
これ3つともありますか?
賃金台帳は税理士さんが作成されているケースが多いですが、
他の2つはいかがでしょう?
出勤簿についても「うちは毎月給料変わらないから」等の理由から作成されていない事業所さんもおられます。
まずはこの法定三帳簿がきちんとあるかを確認しましょう。
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