失敗しない「求人広告の作り方」から「面接・採用」の方法 指示に従えない従業員にも真摯に対応することが大切です。 兵庫県の社労士 中井智博
こんにちは。
前回、会社の方針や計画に対していつも批判をしているような人が出てきた場合の対応について書きました。
会社の向かう方向に異なる方向を向いている従業員への対応の事例として、海外の事例を紹介します。
この会社では、営業においては非常に優秀で抜群の成績をあげている従業員がいましたが、他の従業員と協力して業務にのぞみ、後輩の育成にも力を注ぐという会社の方針に反して、独自で仕事を行っていました。
周囲と溶け込むことなく、自分で仕事をし、実際に成績をあげており、上司の説得にも仕事に対するスタンスを変えることはなかったそうです。
そこで、会社はその従業員には別の道を歩んでもらうことをすすめ、会社を去ってもらうこととしました。
これは不当解雇といったものではなく、本人の人生観にそった方向性を自身で選択してもらったそうです。
この会社では、まず組織としての理念、方向性があり、これが人事の方針となり、一貫性のある対応をすることができました。
会社の理念、方向性をきちんと示し、十分に話し合いを持ち、真摯に対応した結果、会社を去ってもらうという形となったそうです。
「言うことが聞けないなら辞めてもらう」という考えではなく、こうした従業員にも真摯に対応することが大切です。
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